お疲れ様でした。
ここまで来れば、貴方にはアドリブをする上で十分なスケールの知識が備わっているはずです。
ここでは、今までの内容のおさらいと、巻末の練習問題への取り組み方について説明したいと思います。
【例題】
スタンダードを基にしたコード進行で、それぞれのコードについてスケールを書き出す練習をします。
【やり方】
①キーに基いて、度数を書きます。
②ダイアトニックコードを判別し、スケールを書きます。
Point: ダイアトニックコードはそのキーのメジャースケールをルートから書き出せばよい。(#やbなど臨時記号はつかない)
③それ以外のコード(ノンダイアトニックコード)のスケールを書き出します。
*○7については色々な可能性がありますが、スペースの都合上、
フラット系 → Mixb2b6
ナチュラル系 → ミクソリディアン
Ⅴ7 → ミクソリディアン
のみ記載します。
それ以外のスケールは、フラット系、ナチュラル系に分けて12キーで巻末にまとめて載せてありますので、各自参照されてください。
では、練習問題に臨んでみましょう。
各楽器のキーで10曲用意してあります。
Song#01 : Autumn Leavesと同じコード進行
Song#02 : Take The A Trainと同じコード進行
Song#03 : F Bluesと同じコード進行
Song#04 : There Will Never Be Another Youと同じコード進行
Song#05 : Green Dolphin Streetと同じコード進行
Song#06 : Just Friendsと同じコード進行
Song#07 : But Not For Meと同じコード進行
Song#08 : Days of Wine and Rosesと同じコード進行
Song#09 : Night And Dayと同じコード進行
Song#10 : Confirmarionと同じコード進行