08. 【Ⅰmaj7】応用編その3
今回のテーマは、”メジャーコードでビバップスケール”です。
まず、最も基本的なルートから下がる場合から説明します。
メジャーセブンスコードで、主に下がるとき、ビバップのプレーヤー達はここまで勉強したイオニアン=メジャースケールではなく、半音階をAとGの間にいれて以下のようなスケールを使います。
暗記!
(例:Cmaj7)
このように普通にスケールを下がるときには、ドシラソファミレド、、、、と下がるのではなく、上記の半音階を入れたメジャースケール=ビバップスケールで下がると非常にジャズ的に聞こえます。
これはCの音(ルート)から下がるだけですが、他の音から下がるときにもいくつかバリエーションがあります。
ビーバップスケールで下るときには、決まりがあります。
1.コードトーン(R.3.5.7)で始まる場合
2.コードトーン以外で始まる場合
の二種類に分かれるのです。
そう、コードトーンか否か、、、が大きなポイントです。
そして、それぞれに二種類のパターンがあります。
つまり、それぞれ
コードトーンで始まる場合
1-1 クロマティックがA→Gのみ
1-2 クロマティックがE→CとA→G
コードトーン以外で始まる場合
2-1 クロマティックなし
2-2 クロマティックがD→CとA→G
ということになります。
あ~~文字で書かれてもわからん、、、という方が大半でしょうから
実際に楽譜に書いてみます。
先ほど出てきた、基本形で下がります。
EからCまで半音階を使い、そこから基本形で下がります。
パッシングがないのでただのメジャースケール(イオニアン)で下がっているのと同じことになります。
DからCまで半音が入り、そこから基本形で下がります。
何故このようなことをするのかというと
拍の頭にコードトーンがくる!!!
からなのです。
第6章では”コードトーンからコードトーンへ”ということを学びました。
もちろんスケールの全てを使ってもいいですが、このビバップスケールの一部分をコードトーンからコードトーンに移行するときに使ってみましょう。
課題
①コードトーンから分散和音、またはスケールで上がり
↓↓↓
②ビバップスケール(の一部)を使い降りてきて、また拍の頭でコードトーンにたどり着く
↓↓↓
①コードトーンから分散和音、またはスケールで上がり
↓↓↓
②ビバップスケール(の一部)を使い降りてきて、また拍の頭でコードトーンにたどり着く
↓↓↓
(また①に戻る)
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というように
①と②を繰り返す練習をしましょう。
(例)
練習用カラオケ
Cmaj7が続きます。
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