コンビネーションディミニッシュ(コンディミ)スケールとは?
ドミナントセブンスコードで使うスケールです。
コンディミなどと洒落た略語で呼ばれることも多いですね???
ドミナントセブンスコードの中でも、フラット系(→ フラット系とはを参照)で使われますが、特にⅡm7-Ⅴ7-Ⅰで使われます。
コンディミは日本だけで使われる単語で、海外ではハーフホールディミニッシュスケールといわれます。
コンディミ=ハーフホールディミニッシュスケールとは?
ハーフ(半音)ホール(全音)の繰り返しからなるスケールです。半音全音スケールと意味になります。
コンディミと覚えるよりは、半音全音スケールと覚えましょう。
以下にG7で例を示してみましょう。
G7 コンビネーション(オブ)ディミニッシュスケール(ハーフホールディミニッシュスケール)
b9,#9,#11、ナチュラル13を含むスケールで非常にテンション感の強いサウンドになります。
アボイドはありません。
コンディミと呼ばれる由来?
このスケールを1音目からの1つ飛ばし、と、2音目からの1つ飛ばしで眺めてみると2つのディミニッシュコードから成ることがわかります。
以下の例ではGとAbからの並びで示しています。
即ち、Gディミニッシュコード、とAbディミニッシュコードからこのスケールは成るため、このスケールを2つのディミニッシュスケールの組み合わせスケールという意味で、コンディミと呼ぶわけです。
余談になりますが、ディミニッシュコードで使うホールハーフもコンディミなわけで、ドミナントセブンスのときのハーフホールのみをコンディミという呼び方をする日本式の使い方はやや腑に落ちませんね?ですが、日本ではそのような意味不明な?呼び方が広まっています。