さて、ここまででは大きく二つに分けて
1.分散和音
2.スケール
による考え方を説明しました。
本日は第3の刺客、、、、、
アプローチノート
です。
では、アプローチノートとはなんでしょう??
コードトーンに全音または半音で解決しに向かっている音のことです。
つまり
コードトーンを弾く前には全音や半音でいろいろなんか動けるよ、、、、、
って感じです。
これをVにおいて、G7で説明したいと思います。
アプローチノートはパターン化されています。
まずは基本形、、、、。
1.下からの半音のアプローチです
2.上からの全音のアプローチ
3.上からの半音階でのアプローチ
この場合は3度のときのみ#11が現れるので、ミクソリディアンのサウンドがほしい場合はここはあきらめるしかありません。
あとはこれらの組み合わせになります、
3度のアプローチは#11が使われるので、Sus4などミクソリディアンの時にはつかえないので省略、、になります。
以上が、アプローチノートのすべてとなります。 これは分散和音やスケールと同様、このままの形でそのまま用いられます。
つまり、覚えてください。 できれば12キーで、、、、、。
使い方は2つ、、、、
1.Gのコード上で
例では5のパターンを使いました。
2.Gに向かっていく直前で
このように次がG7なら、G7の直前でつまりDm7上でもG7に解決することを前提でつかうことができます。
50年代ビーバップ、ハードバップからジョーロバーノやジョーヘンなどの現代のモダンなスタイルまでアプローチノートは
1.スムースなラインをつくる
2.スケール外の音を取り込む
という意味で非常に重要です。 是非マスターしてください。
以下、チャーリーパーカーなど初期のビーバッププレーヤーのアプローチノート使用例です。