今回は
というテーマです。
テンションいっぱいのかっこいいサウンドになります。
日本ではなぜだかコンビネーションディミニッシュと呼ばれていますが、外国では通じません、、、、。
ディミニッシュコードで使うディミニッシュスケールを7thコードで無理やりつかってみよう、、、、、、でも、無理やり使うにあたってちょっと形を変えなければならないわけです。
そのちょっと形をかえたものを日本では”コンビネーションディミニッシュ”略して(略すなよ、、、、、、)”コンディミ”といっているようです。
PS:ジャズコンセプションの著書で有名なJim Snidero氏に”コンディミ”っていう?ってきいたらアメリカではそんなこと一切言わない、、と一笑に付されました。
さて、どのように変えなければいけないか説明したいと思います。
ディミニッシュスケールは全音ー半音ー全音ー半音からなる対称的なスケールです。
上の例のようにCdimのコードではルートであるCから全音ー半音の並びになっています。
つまり、、、CdimでつかうCディミニッシュスケールはEb、F#、Aでもつかえる、、、というか同じスケールをどこからはじめるかだけの問題になります。
さらに言えば、ひとつ練習すればほかの3つも練習したことになるわけです。
同様にあとの2種類も練習すれば、各4ずつですから12キーで練習したことになります。
3つ練習しただけで、、12キーなお得なスケールです。練習する気がわきませんか?
以上がディミニッシュコードで使うディミニッシュスケールです。
では、これをどのように7thコードで使うのか???
いろいろな考え方がありますが、、、たとえばG7では、、
1.FのDimスケールをつかう。(あるいはAbのDimスケール)
この考え方は絶対やめましょう、、、、、。 失敗の素、混乱の素です。
正解は、、、、
ディミニッシュスケールはルートから全音ー半音でした。
G7コードではルートつまりGから半音ー全音のスケールを使います。
つまり、、、
Ddim,Fdim,Abdim,Bdimと同じスケールを使うことになります。 つまりWholeHalf ディミニッシュスケールを練習した人ならすでに知っているわけです、、。
しかしながら繰り返し言います。
7thコードでこのスケールを使うときは
”え~~と、半音上のDimスケールだからえ~~~っと、、、、、、”
などど考えないでださい。
こんなこと考えてたらもう次のコードに行ってるでしょう、、、、、、。
正しい考え方は
セブンスコードディミニッシュスケール使うときは半ー全ー半ー全
セブンスコードディミニッシュスケール使うときは半ー全ー半ー全
セブンスコードディミニッシュスケール使うときは半ー全ー半ー全
セブンスコードディミニッシュスケール使うときは半ー全ー半ー全
です。
ちなみにディミニッシュコードのときは全ー半ー全ー半
です。
このようにディミニッシュスケールは形が対称系なので非常にややこしいのです、、。
アメリカでは
Dimコード のときは全音(whole Step)ー半音(Half Step)の動きからホールハーフDimスケールと呼んでいます。
7thコードのときは半音(Half Step)ー(whole Step)からハーフホールDimスケールと呼んでいます。
このハーフホールのことを日本ではコンディミと呼んでいるわけです、、。
このハーフホールはテンションとして
b9,#9,#11,13
を含んでいる海鮮丼のようなお得なスケールです。
これをつかうといろんなテンションが一気になってお得なわけです。
さてくどいようですがもう一度、、、
間違っても
なんとかDimスケールをえーっと全音下?半音上??????
などと考えないでください。