前章ではメジャーコードでのビバップスケールを学びました。
何故このようなことをするかといえば
ように調節しているからなのです。
(ビバッパーたちはメジャーセブンスコードをメジャーシックスコードと同等に扱っていることも多くあるので、その場合は6(この場合A)の音もコードトーンとなります。6の音もコードトーンとしてそこからスケールで動いてもかまいません)
メジャービバップスケールで下りてくると、拍のオモテでコードトーンにくるのがわかります。
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[今回のテーマ]
ルールは簡単です。
メジャービバップスケールで下がってきて、コードトーンにたどり着いたら分散和音で上がってみましょう。
分散和音の上がり方は展開系でも構いませんし、ルートからなら9度まで積んでもかまいません。 3和音にしてもかまいませんし、(9thを含む)コードトーンで自由に上がってみてください。
(例1)
ビバップスケールで下がってから分散和音で動いてRからまたビバップスケールで下がりました。
(例2)
練習用に長めの例にしてみました。 このように分散和音で上がってメジャービバップスケールで下がれるように練習しましょう。
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しかし、、、上記の例2では、ダラダラ長く単調に聞こえます。
ここに、さらに一味加えていくのが次からの[応用編]になります。
この章では、単調でもいいですからビバップスケールと分散和音を組み合わせて長いラインが作れるように練習しましょう。
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(練習課題)メジャービバップスケールと分散和音を組み合わせて長いラインを作れるようにいろいろなキーで練習する。