第2章でメジャーコードにはスケールによって2種類のメジャーコード
①Ⅰmaj7(イオニアン)
②Ⅳmaj7をはじめとするⅠmaj7以外のメジャーコード(リディアン)
があることを説明しました。
Cmaj7を例に2種類のメジャーコードを分散和音で積んでみます。
①Ⅰmaj7(イオニアン)
イオニアンの場合は4番目のFがアボイドなので、分散和音で3度積みした場合ナチュラル9であるDまでしか積むことができません。
②Ⅳmaj7をはじめとするⅠmaj7以外のメジャーコード(リディアン)
リディアンの場合はアボイドはありませんので、ナチュラル13のAまで積むことができます。
どちらの場合もナチュラル9までは積むことが出来ます。
メジャーコードでは2種類のどちらのスケールの場合でもR、3度、5度、7度、ナチュラル9の積み方が頻出します。
先のSonny Stittの例を見てみましょう。
4小節目の2拍めでは、Gmaj7の3度からナチュラル9まで分散和音で駆け上がっています。
このようにメジャーコードを見たときに、ルートからナチュラル9までの分散和音を弾ける様に練習しましょう。
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(練習課題)メジャーコードを分散和音でナチュラル9まで弾けるようになる