この章ではメジャーコードには主に2種類あることを説明します。
その2つとは
①Ⅰmaj7
②Ⅳmaj7をはじめとするⅠmaj7以外のメジャーコード
です。
Ⅰmaj7とそれ以外のメジャーセブンコードに分かれると覚えておいてもいいかもしれません。
①Ⅰmaj7の時には、そのキーのメジャースケールを使い、それをイオニアンと呼びます。
例)キーがCメジャーでCmaj7の時にはCメジャースケールを使います。
②Ⅳmaj7をはじめとするⅠmaj7以外のメジャーコードの時にはメジャースケールの4番目が半音上がったリディアンというスケールを使います。
つまり、メジャーコードはⅠmaj7なのかⅣmaj7をはじめとするそれ以外なのかによって、スケールの4番めの音使いが異なります。
このテキストでは特に断りがなければ①Ⅰmaj7を中心に話を進めていきます。
(ですが、②のⅣmaj7をはじめとするⅠmaj7以外のメジャーコードの時には①のスケールの4番目にシャープをつければ全く同じことになりますので、その場合はそのように応用されてください。)