オルタードのフレーズとして3番目くらいに有名なフレーズ
名づけて ”メロディックマイナー系、半音上のマイナーメジャーセブンスを弾く”というオルタードフレーズ
実際に見てみましょう。
次のコードがメジャーコードかマイナーコードかによって着地する音が変わりますが、問題はその前のG7上でのフレーズ。
G7上で半音上のマイナーメジャーコードの分散和音を弾く、とてつもないサウンドなんじゃ!
G7上の明るいサウンドに、違う調整の非常に暗いマイナーメジャーセブンスコードのサウンドが重なって、2層構造になる厳しいサウンドです。
そしてこのサウンドをおそらく最初にやったであろう人は、”チャーリーパーカー”です。
彼の初期のレコーディングである40年代中盤のDialのコレクションでこのサウンド出てきます。
パーカー先生は天才ね!
このフレーズによって、オルタードがメロディックマイナーモードであることをこじ開けたような、そんな恐ろしいサウンドですが、
そんな難しいことはどうでもよく、12キーで練習して使えるようにしましょう。