さあ、ⅡからⅤまで辿り着けるようになりましたでしょうか?

(Ⅱではもっといろいろなサウンドが作れますが、とりあえずすべての概要を説明したいのでⅡでのお話はあとでまた戻ってこようと思います。)

ということで、Ⅴの話に進みたいと思います。

実は、、、、、、

Ⅴはオイシイ

のです。

Ⅴにたどり着いたら、わーい、、と思ってください。

たとえば、ステーキ屋にいくときのあの感じです、、、、。

ステーキを注文するときはいろいろ聞かれます。

お肉の種類は?

焼き加減は?

ソースは和風と洋風がございますが、、、。

付け合せは、下から三種類選べますが、、、。

音楽の話に戻ると、、、

スケールの種類はいかがいたしましょう?

ナチュラル系とフラット系がございますが、、

11はシャープをお付けすることもできますが、、、。

ミクソリディアン系ですと、クロマテイックを5つまでお付けした当店特別メニューがオススメですが、、、、。

など、

いろいろできるわけですね。

さらにしなくてもいいのにわざわざ、ラーメンの話にするなら、、

要するに、トッピングの組み合わせの種類が豊富なわけです。

ここで、覚えていてほしいことがあります。

Ⅴ7ではトッピングの組み合わせ方、、、つまり、味わいは大きく二つに分かれます。

つまり

ナチュラル系(Lydian Dominant)

フラット系 (Altered)

 

の二つに分かれます。

ステーキのソースだと洋風和風か、、みたいに、味が二極化されているわけです。

では具体的にみてみましょう。

 

「7thajiwai.pdf」をダウンロード

上の表は、レストランでいうところのメニューです。

上に示されているスケールほど明るい浮いた感じのサウンドになります。

下に行けばいくほど暗いサウンドになります。

そりゃそうですよね、、明るい方にはシャープ系、ナチュラル系のテンションがたくさん入っているのに対し、下に行けばいくほど、フラット系のテンションが増えてきます。

実際に聴いてみましょう。

上から順番に演奏しています。

はっきり言って、これだけではわかりにくいです。

ただ、、なんとなく、お~~~~ちょっとずつかわっていくな、、、とか、暗いな、、とか思ってもらえれば結構です。 焼肉屋のメニューも、上から順番に食っていくとそうそう味が変わるもんでもありません。 しかし、順番ではなく、塩系メニューからたれ系メニューに飛ぶと一気に味がかわります。

ここで、理解していただきたいのは、

テンションは高々、数種類しかないけど、、組み合わせがかわると味もちょっとずつ変わって、それでいろいろできるんだなぁ、、、、

と思ってもらえれば結構です。

なるほど、、、だから、ジャズはおもしろいのか、、、、、

なるほど、、、だから、よくわからん音がいろいろ聞こえてくるのか、、、、

とそんな感じです。

そう、今日の結論は、Vにはいろんなメニューがある、、ということでした。

 

 

 

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